東京五美術大学 連合卒業・修了制作展2019-2020

国立新美術館で始まった東京五美術大学 連合卒業・修了制作展に行ってきました。

五美大と言うときには、どの大学のことなのか場合によって変わることもあるようですが、今回の卒展では、東京造形大学、日本大学芸術学部、武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学になります。さらに展示品はそれぞれの大学の中でも日本画、油絵、版画、彫刻のコースの制作品になります。なので、いわゆるデザイン系や写真・映像系はなくて、建築や情報関係もありません。なのでデザインを学ぶ学校を紹介する本サイトと少し違っていますが、デザイン系の学部もある日本でもメジャーな大学が集まっているので、直接の対象でなくても見学する価値は十分にあります。

純粋な美術系で、それぞれの大学の卒業生の中から選ばれた制作品が展示されているのに、これだけ大量の制作品があるということは、1学年でそれだけの美術系の学生がいるということなので、その多さに驚きます。美術系で就職はどうするのか、社会に貢献しているのかなど指摘もありますが、やっぱりこの量はそれだけでも社会の厚みに繋がっていると思います。

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